よくあるご質問(FAQ)
ソフトスチーマーの機能は何ですか
基本的にはスチーマーです、一般のスチーマーは100℃以上の蒸気を使います。
しかしソフトスチーマーは下記の通り庫内に100℃の蒸気を入れず、加熱したい温度にした飽和湿り空気を入れます。
①20~95℃の温度帯を使い、食材毎の変性温度を考慮しながら、高温に弱いビタミンや酵素を活かします。
②湿度100%飽和湿り空気を作り、食材を乾燥させず、細胞を壊さず、中心部まで均一の温度で加熱、しっとりと仕上げます。
③「1℃」単位の完璧な温度コントロールにより、スチーマー庫内の上下どの箇所でも、いつも均一加熱調理ができます。
ソフトスチーマーで何ができるのですか
肉・魚・野菜・果物・豆類・穀類さまざまな食材に対応した数百種類の調理プログラムがCloudから選べ、スタートボタンを押すだけで食材の下ごしらえを自動加工します。
ソフトスチーマーと同じような機械はありますか? その違いは何ですか?
①スチームコンベクションオーブン:乾き蒸気(蒸気+熱風)、蒸す・焼く (設定温度30℃~300℃)
今、一番多く使用されているコンベクションオーブンは色々な機能が付加されていますので、調理器具として広く使用されています。乾き蒸気の為、
乾燥と局部加熱で庫内の上段と下段の温度コントロールは正確でないため、途中で上段と下段を入れ替えたり食材の加熱が均一にできないことがあります。
②過熱水蒸気:高温蒸気(再加熱水蒸気)、蒸す・焼く(設定温度100℃~330℃)
高い温度で加熱することで下ごしらえ時間は短縮できますが、高温により食材の成分溶出、乾燥、高温変性が起きます。
③真空調理:真空包装加熱、蒸す(設定温度50℃~95℃)
フランスで生まれた調理法で食材を低温で調理することで軟らかく、衛生的で普及しています。しかし真空包装した食材加熱のため、食材の芯温管理が出来ず、大きさが変わると均一加熱が難しく、大量調理機械はありません。
④ソフトスチーマー:湿り空気(飽和湿り空気)、蒸す(設定温度20℃~98℃)
食材の表面から芯までの温度を1℃単位に均一加熱が出来ます。従って細胞や栄養素を壊さず、酵素を活かした下ごしらえの最適技術です。それにより真空調理にも代わるSS調理は、真空包装することなく肉の芯温管理をしながら、均一加熱の大量生産が可能となりました。
100℃以下の温度加熱ですので焼くことはできませんが、下ごしらえ食材を使用すると1/4の時間で簡単に料理が仕上がります。
ソフトスチーマーを使うメリットは何ですか
①加工時のメリット:
すべての食材加熱プログラムはCLOUDから選んで、ボタンを押すだけで自動的に加工が始まります。
従って経験者でなくても使用でき、稼働中は他の仕事ができ、無人化で加熱終了をブザーで知らされます。
②料理時のメリット
ソフトスチーム加工した下ごしらえ食材は料理時に高い加熱を行っても、生食材からの調理時間より1/4と短いため、
細胞も壊さず、味の入りも良く美味しさを保ちます。
賞味期限はどのくらいですか
加熱プログラムで加工した食材を包装資材に入れ、通常、冷蔵10℃以下保存で1~3ヶ月程度の賞味期限になります。
また、包装後二次殺菌の掛け方で、賞味期限3週間、1ヶ月、3ヶ月、冷凍保存-18℃以下保存で1~2年の賞味期限になります。
食材毎の特徴は何ですか
食材毎の臭い匂い:畜肉類の獣臭、魚介類は血の匂いなどの魚臭、野菜類の青臭さ味、果物類はウリ臭などの酵素を止め、色素の変色などを防ぎます。
ランニングコストはどれくらいかかりますか
ソフトスチーマー光熱費は
@3.6円~6円/kg
<計算根拠>
野菜1t処理するのに100kgの蒸気が必要
灯油換算30L×灯油 @60~100円/L=1,800~3,000円
50%稼働の500kg処理した場合
どの様な分野に使われていますか?
バッチ機械の機械1台にすべての食材加工ノウハウを備えていますので、農畜水産業、食品加工業、ホテル、レストラン、飲食店など、あらゆる分野で使われております。
委託加工は出来ますか
委託希望食品をお聞きして、秘密保持契約書を締結した上で委託加工も可能です。その際にソフトスチーム食材の商品開発お手伝いもおこなっております。
レンタルは出来ますか
リース・レンタル体制も完備しております、ご希望に応じた対応をおこなっております。
試作は出来ますか
本社&ショールームで試作・試食をおこなっております、指定の試作依頼書に記入いただきお受けしております。
機械はどこで見れますか
小型機械は本社&シュール―ムでご覧いただけます。
機械サイズを教えてください
小型機:
650mm(幅)×950mm(奥行)×880mm(高さ)
中型機:
1,115mm(幅)×1,250mm(奥行)×1,450mm(高さ)
連続機:特注
必要な付属設備は何ですか
ボイラー
軟水器
水道
一次側電気配線
※付属設備はお客様ご負担となります。